今日は、世界を変える社会起業家として世界で大注目を浴びているMatthew Manosの「これからの社会貢献ビジネスモデル設計ワークショップ」に参加してきました。
Matthewは、Forbes誌で「クレイジーか天才か」と呼ばれ、Huffington Postで「世界を変える7人のミレニアルズ」に選ばれたデザイン戦略であり、教育者であり、そして社会起業家です。
ちょうど、自分の才能を生かしたビジネスを再構築して、社会に貢献し、同時に収益も上げるビジネスプランを考えていたところ、これらを実際に実現しているMatthewがなんと京都に来ると知り、5秒以内で彼に会いに行こうと決めました。
Matthewはこんなにすごい人なのに、非常にフレンドリーで協力的で、スピーチをしているときの彼の様子からは、自信と才能に満ち溢れた圧倒的なオーラが伝わってきました。
今回のワークショップでは、ゲームを通して、実際に自分たちのグループで社会貢献ビジネスモデルを設計しました。
そのビジネスモデルは、次の3つの要素全てを含んでいます:
インパクトモデル・収益モデル・他の要素(中核となる能力、自分の興味、リソース、など)
Mathewがこれら3つの要素をどのように組み立てるのかを、非常に興味深いやり方で、ステップバイステップでわかりやすく説明してくれたおかげで、私の心の中に長年眠っていたクリエイティビが溢れ出してきたのです。
今回の社会貢献ビジネスモデルの設定は「2030年の京都」で、
私たちのグループは、「高齢化社会・伝統工芸・空き地」という要素を、3つのインパクト手法と3つの収益手法を掛け合わせて、ビジネスモデルを設計しました。
グループの他のメンバーの方のアイディアとの相乗効果で、自分でもびっくりしてしまうくらい面白いアイディアがたくさん出てきました。
まるでMatthewマジックにかかったようでした。
インパクトモデル・収益モデル・他の要素がそれぞれ12種類ずつある中から、それぞれ3つずつ選ぶことになっていたのですが、選ぶ際に12面のサイコロを振って、出た目の数字のものを選ぶというやり方が、非常に斬新でした。
なぜこのようなサイコロを使うかと言うと、12種類から3つを選ぶ際に、自分が好きなものを選ぶことを避けて、ランダムに3つを選ぶ仕組みを作ることで、思考のバイアスを外すためです。
今回のワークショップを通して、一人一人の創造性を溢れるほど引き出すために必要な方法と道具を惜しみもなく教えてくれたMatthewに心から感謝しています。
そして今日学んだことを自分のビジネスにさっそく応用するだけではなく、私の生徒たちにぜひ伝えていくことにします!