暑い夏日が続いていますが、冷房が効いている場所で体が冷えている人も多いかと思います。
なので、今回は「冷え性の人に控えてほしい3つの食べ物」についてご紹介します。
動画はこちら↓
戦前の日本人女性の体温は、36.8℃ぐらいだったと言われています。
ところが、現在では、平均体温が35℃台になっているようです。
低体温になると、代謝が落ちて、免疫力が低下します。
その結果、様々な不調が生じてしまいます。
35℃台でがん細胞が活発に増殖するという事実を知った時には
驚きを隠すことができませんでした!
以前、望診法の授業で、「気」と冷えの関係について学びました。
もし冷えているようであれば、気が足りなくなっている証拠です。
ところで、なぜ体が冷えるのでしょうか?
様々な要因が考えられますが、今回は
特に「食べ物と体温」にフォーカスしてお話します。
<冷え性の人に控えてほしい3つの食べ物>
① 甘いもの
甘いものは気を抜かしてしまいます。
気がどんどん抜けると、体が冷えます。
また、体が冷えると腎の働きが悪くなります。
腎臓は冬、つまり夜によく働く臓器で、冷えにとても弱いと言われています。
なので、寝る前に甘いものやビールなどの陰性のものを食べたり飲んだりすると、
体が冷えてしまって眠りが浅くなってしまいます。
かつて私はかなりの甘党でしたので、いつも低体温の状態でした。
でも甘いものを急にやめるのは、とても辛いものです。
私の望診法のメンターもかなりの甘党ですが、
「甘いものをやめることはやめる。ただし、完璧である必要はない。
もしどうしても甘いものを食べたくなったら、食べる量と回数を決める。」
を実践されています。
この言葉を聞いたとき、かなり気が楽になりました。
② パン
中医学では、小麦は体を冷やす食べ物です。
特に焼いたパンは水分がほとんど抜けているため、
そのパンを直接摂取したときに腸壁を傷つけてしまいます。
その結果、便秘になりやすくなったり、免疫が低下し、腸が冷えてしまいます。
腸は「第二の脳」と言われるぐらい、私たちの生命維持にとってとても重要なので、
血液がそこに運ばれ、手や足に血液が流れにくくなります。
なので、手足に冷えを感じるようになります。
一方、お米は身体を温め、気力を補う働きがあります。
私は、メンターから、体温を上げるには、朝食にパンを食べる代わりに
ごはんと味噌汁を食べるようにとのアドバイスをいただきました。
ここに、私は海苔と梅干しをいつも追加していますが、
これらの食材には体が冷えたことで弱っている腎を元気にしてくれる効用があります。
③コーヒー
コーヒーは、たまに1杯ぐらい飲む程度でしたら問題はありませんが
毎日何杯も飲むと身体が冷えてしまいます。
というのも、コーヒーは東洋医学では極陰性の食べ物と言われていて
過剰摂取すると身体が冷えてしまうからです。
余談ですが、コーヒーや砂糖などの極陰性食品を摂りすぎると
髪のメラニン色素が抜けて、白髪になる可能性があります。
なので、最近コーヒーや甘いものを摂取しすぎていて白髪が気になる方は
ぜひこれら2つのものの摂取を控えてみてください。
このような知恵は、病院で医師からは直接聞けないものです。
というのも、医師自身が栄養学について本格的に学んでいないため
このような知恵を知らない可能性が高いのです。
メンターは、
医者を頼るのではなく、自分で徹底的に調べて、徹底的に理解して
起こっていることの本質をつかむことが大切である
と毎回の授業で強調していました。
メンターの次の言葉が、私の記憶に焼き付いています
体はいつも教えている。しかしその症状についての正しい知識がない。
昔の人は、自然の流れをみて、宇宙の成り立ちを知っていた。
それは、私たちの体も同じ。
私たちはいつもボールを投げている。そして自分が一番弱っているときに
そのボールは自分に返って来る。
「今」という瞬間によいボールを投げ続ける人生を歩んでいきたいですね。
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冷え性の人に控えてほしい3つの食べ物は、
甘いもの・パン・コーヒー
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