JJ選択日記

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手足が冷えている人に足りなくなっているもの

前回のブログでは、
 
「望診法」の理論は、
古代中国から伝わってきた
「陰陽五行」(陰陽思想と五行思想)が
ベースになっている
 
とお伝えしました。
 
 
 
今回は、「気・血・水」の中の
」について説明します。
 

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「気・血・水」とは、
人間の体は気と血と水の3つの要素で成り立っていて、
これら3つによってすべての機能が動いているという考え方です。
 
 
血と水は目に見えるもの、
「気」は目に見えないものです。
 
私たちは日常生活で
「気」を感じながら生活しています。
 
例えば、
「元気、やる気、気合い、気分がよい、気のせい」など。
 
「気」は、私たちの活動を維持するのに必要な
「生命エネルギー」なのです。
 
 
私が学んだ望診法は、東洋医学をベースにしています。
そして、東洋医学では、
目に見えない「気」のメカニズムをしっかり理解することが
基本になっています。
 
ところで、手足の冷えにお悩みですか?
 
もし冷えているようであれば、気が足りなくなっています。
 
気の量が不足した状態を「気虚」と言います。
 
これは気力がなくなった状態や
エネルギー不足になった状態です。
 
このような状態の時に、
スムージーや甘いものなど、
体を冷やすものばかりを食べていると、
気の巡りが悪くなってしまいます。
気の巡りが悪くなると、肩こりなどのこりとして出てきます。
 
また、なぜ赤ちゃんが夜泣きをするかというと、
赤ちゃんの体が冷えきっていること、
つまり腎が冷えているからなのです。
 
 
気は、内臓が温まるとよく動くようになります。
 
おもしろいなあと思ったのは、
「気」は「氣」という文字でも標記できることです。
 
中にある「米」は、私たちにとって生命の源です。
 
なので、ちゃんとご飯(米)を食べると、
米の成分であるブドウ糖が脳のエネルギー源になって
体温を上げてくれるので、
気を作れるるようになります。
 
普段何気なく使っている言葉の意味にもっと意識を向けて、
私たちの先祖が残してくれた生活の知恵を
日々の生活に活かしていきたいですね。
 
 
ちょっと余談になりますが、
小さな子どもがうるさくしているのは
お肉ばかり食べさせているからだそうです。
 
肉は陽性の食べ物なので
体温を上げる作用があります。
 
なので、子どもはお肉を食べすぎると
体温がかなり上がり
とにかく動きたくなってしまうのだと考えます。
 
なので、もし子どもを静かにさせたい場合は、
ちょっとお腹を減らさせるといいかもしれません。
 
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気は目に見えないものです。
もし手足が冷えているようであれば、気が足りなくなっている証拠。
 
ちゃんとご飯(米)を食べて内臓を温めて気を作りましょう!
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