暑い毎日が続いていますが
屋内はクーラーがガンガン効いているため
体温調節がうまくいかず
風邪をひいてしまうことが多々あります。
私の望診法のメンターから教わったのは、
そもそも「風邪をひいた」ということは
「抵抗力が落ちていますから、
体を休ませてください」という
体からのサインだということです。
風邪を長引かせないコツは、
内臓を休ませるために
固形物の摂取を控えて
水分をとるようにすることです。
つまり、
風邪は「治す」のではなく
「経過する」と考えるものです。
現在、風邪のどの時期にあるかによって
処方が異なってきます:
今回は、風邪の初期(1〜2日)の処方について説明します。
この時期には、症状はまだ体の表面に留まっています。
主な症状は、
鼻水、くしゃみ、寒気、関節痛、咽頭痛などです。
体は、風邪の原因となっている菌やウィルスと戦うために
熱を上げる必要があります。
そのため、体はふるえて毛穴を縮ませ
熱を体内にこもらせます。
これが寒気を感じることになるメカニズムです。
私たちは熱が上がってくるとすぐに冷やそうとしますが、
体は熱を上げてほしい状態なので、
この時期はなるべく体を冷やさずに温めましょう。
★食材の選び方:
寒気があればまだ体温を上げる必要があるので、
温める方向に持っていきます。
できるだけ固形物を食べないほうがよいので
特に発汗を促す温かい飲み物を飲むことをおすすめします。
「あれ、風邪かな?」と思ったら、
すぐに次のいずれかを摂りましょう:
葛粉・しょうが・ねぎ、シナモン・梅干し
★おすすめの飲み物:
りんごジュース葛湯(シナモン風味)
<材料>(1人分)
りんごジュース 1カップ
葛粉 小さじ2
塩 極少々
シナモンパウダー 少量
<作り方>
1. 鍋に葛粉とりんごジュースを入れて菜箸でよく溶き、
塩を加えて中火にかける。
2. 菜箸でかき混ぜながら、沸騰したら弱火にして
葛が半透明になるまで火を入れる。
3. カップに注ぎ、シナモンパウダーをふりかける。
ぜひお試しください。
(参考)