今回読んだ以下の本は、
前回のブログでご紹介した植松努さんのお話とかなり共通していました。
一流の育て方―――ビジネスでも勉強でもズバ抜けて活躍できる子を育てる
1 自分は何が好きで、何がしたいのか
かつての自分を含め、これがわからない子どもたちが多いことを実感しています。
私たちは幼いころ、好きなことやしたいことがたくさんあったはずです。
そのことを思い出してみて、やってみたらいいと思います。
2 自主性は尊重しても、アドバイスは十分与える
自分が考えることをやったらいいよ、というのではなく
私はこう考えてこうしたよ、と伝えることで、
子どもたちはより深く考えるようになります。
3 過保護の最大の問題は、失敗を通じて学ぶ機会を子どもから奪っていること
失敗をすることで自分を成長させることができます。
教育とは、安心して失敗を経験させることなのです。
4 他人と違うことを恐れるな
奇跡のキーワードは、「他人とちがうことはすてき」です。
5「迷惑をかける人になるな」より「人の役に立つ人物を目指せ」
私は子どものころ兄から他人に迷惑をかけるなと教えられてきました。
そのため、物事を行う際に慎重になりすぎてしまい、人に頼れなくなってしまいました。
その結果、自分のことをすることに精一杯になってしまい、
人のために何かをしたいという気持ちをもつ余裕がありませんでした。
6 一流のリーダーはほぼ例外なく、すさまじい読書家
・子どもの関心に合わせて本を与えることが、子どもを本好きにする第一歩です。
秋からの授業で英語の多読活動を本格的に取り入れていくことになっていますので、
このことを踏まえた上で進めていきたいと考えています。
7 子どもが自分から興味を持ったり夢中になった対象が、学校の教科や習い事とは直接関係のないことでも、親は大いに歓迎すべき
子どもの夢を聞くときに、学問や仕事の枠にしばられないようにしたいと考えます。
8 感謝の気持ちの強さと人の出世はかなり高い相関関係があり、感謝しまくっていればあらゆるところから助けの船が押し寄せてくる
言い換えると、あえて感謝できる状況を作るために、人に助けてもらうことで、助けた人も自尊心が高まり、win-winの関係を築けると考えます。
9 早く出世していくのはその業界の重鎮にかわいがられている「おやじ殺し」の人
私の教え子で、近所のおじいさんやおばあさんにかわいがられている若者がいますが、彼はその人たちのお手伝いを喜んでしています。
彼はきっと早く出世していくのだと思いました。
最後に、この本の著者のパンプキンさんが述べていた
「子育てに大きな間違いがない見立て」
を列挙します。
<子育てに大きな間違いがない見立て>
🔲 子どもがにこにこ笑っている
🔲 読書好き
🔲 自分が好きなことと得意なことをわかっている
🔲 感謝する習慣を持っている
🔲 他人の考えを聞く力がある
🔲 好きなことに打ち込んでいる