JJ選択日記

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ココナッツオイルは体にいいか?

2、3年前に、ココナッツオイルが
「体にいい」、「認知症の予防と改善に効く」、
アンチエイジングに効く」あぶらとしてブームになっていました。
 
私も個人的に、ココナッツミルクが大好きなので、
スウィーツを作るときによく利用しています。
 
ところがココナッツオイルをそのまま体内に入れると、
必ずすぐに気分が悪くなり、胃がもたれてしまいます。
 
 
どうも、ココナッツオイルと私の胃腸の細胞との相性がよくないみたいです。
 
ココナッツオイルが南国のものであることを考えると、
アジア人の私に合わないのかもしれません。
 
ココナッツオイルは「中鎖脂肪酸」と言われています。
 
脂肪酸は、原子がつながっている鎖の「長さ」によって、次のように区別されます:
・炭素が7以下のもの → 短鎖脂肪酸
・炭素が8〜10のもの → 中鎖脂肪酸
・炭素が12以上のもの → 長鎖脂肪酸 (オリーブオイル・紅花油など)
 
中鎖脂肪酸は、長鎖脂肪酸に比べて速やかにエネルギーに変換されるため、
脂肪に変換されにくい、つまり太りにくいというメリットがあるようです。
 
短鎖脂肪酸と長鎖脂肪酸は、腸管、リンパ管を通って静脈、肝臓へと運ばれ、
筋肉や脂肪になります。
この過程で「ケトン体」というものが作られ、エネルギーになります。
 
中鎖脂肪酸は、腸管と肝臓をつなぐ門脈を通って、ダイレクトに肝臓に運ばれ、
エネルギーになります。
 
つまり、中鎖脂肪酸は、筋肉や脂肪として貯蔵されにくいということです。
言い換えると、摂取すると速やかにケトン体に変換され
エネルギーとして使われます。
 
そのため、ココナッツオイルは、
「もっとも効率的にエネルギーに変換される脂質=太りにくい脂質」
と言われるようになりました。
 
ココナッツオイルは、常温で白く固まっています。
つまり、ココナッツオイルは、植物性でありながら
飽和脂肪酸を80%以上も含む脂です。
 
ここまで聞いていると、ココナッツオイルはかなり体によさそうな感じがしますね。
 
しかし、ココナッツオイルには、副作用の問題があります。
ココナッツオイルには、性ホルモンの働きを阻害する物質が含まれている
と指摘されています。
 
テレビや雑誌でココナッツオイルの特集が組まれてから、
急にココナッツオイルを入手するのが難しくなりました。
 
このように何かが爆発的に売れた時には、
すでにそのブームは終わりに近づいていること、
そして流行には何か裏がある、
と思ってちょうどいい
 
と、Vanilla先生と内海聡先生のコラボセミナーに参加したときに
教えていただきました。
 
なので、流行に流されるのではなく、
自分の体に負担がかからない程度に
ココナッツオイルをたしなむことにしましょう。
 
 

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