前回のブログでは、
汗をかきすぎると、
心臓の働きや大脳の活動を損なってしまうので、
汗をかいてのどが渇いたら
梅干しの種をしゃぶりましょう
とお伝えしました。
今回は、「咳」についてお話します。
最近、地下鉄内や職場で、
多くの人が咳をしています。
私も、少し咳が出るときがあります。
なぜ咳が出るのでしょうか?
咳は、
「気道に何らかの刺激が加わったときに起こる防御反応で、
気道内の不要な物質を排除するための作用」
です。
咳は、
「乾いた咳」と「湿った咳」の
2つに分けられます。
乾いた咳は、カゼ、気管支炎、肺炎の初期に
見られます。
一方、痰をともなう湿った咳は、
慢性気管支炎、肺炎などで見られます。
咳が続くとき、
マスクをすると症状が軽くなるときは、
アレルギーの可能性が大きいです。
外ではほとんど咳が出ないのに、
帰宅したら症状が重くなるときは、
ハウスダストやカビアレルギーがあると考えられます。
<咳・痰を鎮める食材>
大根には、
肺の余分な熱を取り、
カゼによる咳や痰を鎮める働きがあります。
シソには、
体を温め、気の巡りをよくして
解熱や寒気をとる作用があり、
カゼの初期に効果があります。
ネギには、
体を温め、胃を強くし、
痰を取る作用があります。
すぐに薬に頼るのを控え、
ぜひ、これらの食材をお試しください。
(参考)