JJ選択日記

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考えているときには、ものが見えていない

前回のブログでは、
 
「怒りの行動」という怒りの二次感情にフォーカスするかわりに、
怒りの本当の原因(一次感情)に気づくことが大切である
 
というお話をしました。
 
今回は、仏教の真理とされている
空(くう)」についてお話しします。
 
「空」とは、心のフィルターが外れた状態。
 
集中すると脳波が落ちていき、
考えなくなります。
 
考えないで感じることがベースにある人は
考えないで、体験しているのです。
 
考えているときには
ものが見えていないのです。
 
例えば、幸せとは、
考えている領域ではなくて
感じるものです。
 
ところで、
どのようにすれば感じることができるのでしょうか。
 
瞑想することで、
感じることが優位になります。
 
そして、体験しながら、考えるのです。
 
私は以前、「集中瞑想」を体験しました。
 
集中瞑想のいいところは、
自分が集中できていたことに気づけることです。
 
この気づきがあることで
人生が大きく変わっていきます。
 
私が集中瞑想を体験して感じたことは、
呼吸に集中しているときは
雑念がほとんど浮かんでこないのに、
普段行っているような
ただ目を閉じて瞑想をしているときは
雑念が次から次へと湧き出てきます。
 
私が中島正明先生から教わったのは、
雑念が持っている情報展開のストーリーに
振り回されるのではなく、
 
雑念が沸いたら、
ただ雑念が沸いているなあと思うだけで
その雑念を垂れ流しにしてよいとのことでした。
 
つまり、雑念を浄化だと思えばよいのです。
 
これをすることで
様々な感情の「未完了」を終わらせることができるのです。
 
どういうことかと言うと
例えば、ある人に対して怒っているのに、
怒っていないと自分に言い聞かせることは
自分の怒りを「未完了」な状態にしていることになります。
 
これを英語では、
unfinished businessと言います。
 
ある人に怒っている本質は、
本当はその人のことをいやだと思っているのではなく、
その人のことをいやだと思っている自分がいやだ
ということです。
 
この話は、目からウロコでした。
 
このことにちゃんと気づくことが、
unfinished businessを完了させてあげることであり、
そうすることで心が穏やかになっていくのです。
 
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「空」とは、心のフィルターが外れた状態。
 
考えているときにはものが見えていないのです。
 
なので考えるよりもさきに感じることが大切です。
 
瞑想をすることで、感じることが優位になります。
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