JJ選択日記

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【ブックレビュー】世界に通用する子どもの育て方

 

私が今回以下の本を読んだきっかけは、

数日前にたまたまこの本の著者である
松村亜里さんのお話を聞く機会があったからです。

 


世界に通用する子どもの育て方

 

松村さんとは2年ほど前にご縁をいただいていましたが、
しばらく連絡を取れずにいました。

 

しかし、この本を読んだことで

松村さんにぜひお会いしたいと思っています。

 

ところでこの本のタイトルになっている

世界に通用する子ども」の定義は何でしょうか。

 

世界中どこにいても幸せで、自分の強みを活かして人を幸せにする子

 

と定義されています。

 

この本のすばらしいところは、
個人の感情や経験だけで記された内容ではなく、

ポジティブ心理学という科学的なアプローチをによる

エビデンスが紹介されていることです。

 

ポジティブ心理学とは

より幸せに生きる方法を科学的なアプローチで示してくれている心理学

です。

 

ポジティブ心理学の真髄は

私たちの人生の最終目的は幸せであること、

そしてその幸せは自分で作り出せること

です。

 

ちょうどこの概念は

私がかつて選択肢理論心理学で学んだ

幸せはスキルという概念と共通しています。



幸せに関する様々な研究から

人はポジティブな感情にあるときに学び成長する

ということがわかっています。

 

日本では子育てや学校教育において

子どもを教育するた際にかなり厳しく

子どもたちが言うことを聞かないときには

罰を与えると言うことが当たり前のように行われています。

 

しかし、現在の子どもたちには

罰を与えるという教育は

子どもたちを不幸にしてしまうと

私は考えます。

 

現在の社会ではAIがかなり注目を集めています。

 

そして、これからはAIにとって変わらない仕事を

子どもたちが自分で作り出していく世の中になることは間違いありません。

 

AIにとって変わらない仕事とは

創造性、人間味、温かさ、思いやりが必要な仕事

のことです。

 

すなわち、これからの教育に求められることは、

多様な人たちの個性や強みをさらに伸ばし、

主体性と多様性をさらに高めて

その人なりの方法で社会に貢献できるように支援していくこと

 

だと松村さんは述べています。

 

残念ながら、日本の教育は他国に比べて

かなり遅れていると言わざるを得ない状況です。

 

現在子育てに悩んでおられる方、

そして学校で生徒たちとのコミニケーションに悩んでおられる先生たちに

ぜひ読んでいただきたい良書です。

 


世界に通用する子どもの育て方

 

 

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