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2024年は「英語×AI」をテーマに新しい学びを促進していきたいと考えています。
今回はこのテーマにぴったりな以下の本からの学びをまとめています。
私は教育者なので、この本の中で特に関心を抱いた『生成AIと教育』の内容についてまとめます。
生成AIは、教育界に革命をもたらし、新たな教育方法と学習手段の導入が必要になっています。
つまり、これまで私が大学院で学んだ英語教授法やこれまでの実践はいったんリセットする時代がとうとうやって来ました。
危機感というよりは新たな学びの世界に自分も参加できることにワクワクしています。
まず、生成AIが教育に与える影響は深く、特に翻訳と要約において顕著です。
一方、筆者によると、長文の校正利用はまだ一般的ではないようです。
個人的には日本語や英語の校正でChatGPTにかなりお世話になっているのですが。。。
教育分野におけるChatGPTの使用は、ビジネス分野のそれを上回り、特にアメリカではその利用が進んでいます。
日本でも、教育用アプリケーションとしてChatGPTのAPIが利用され、学生個々のニーズに合わせたカスタマイズされた学習が可能になっています。
私は毎日ChatGPTを、日々の教材作りやわからないことを24時間尋ねることができる私のコーチとして活用しています。
ただ、APIの利用はまだできていない状況です。
日本の教育制度、特に大学入試や就職試験では、ChatGPTの影響が特に顕著です。
文部科学省は、中学高校の英語教育で対話型AIを導入することを推奨しています。
生成AIによる教育・学習の変化には、現行の教育体制の見直しと改革が必要です。
政府や大学からのガイドラインは、ChatGPTのみによるレポート作成を禁止する方向で統一されていますが、それだけでは不十分です。
一方で、日本企業における生成AIの活用は、まだ進んでいません。
Amazon.comやメルカリのような大企業は、生成AIを活用していますが、多くの日本企業はデータドリブン経営に移行しておらず、縦割り構造が障害となっています。
このことは、日本経済停滞の根本的な原因の一つであり、企業意思決定の支援としてのAIの重要性を示しています。
さらに、生成AIの進歩は、特に高度な知的作業を行う職業に大きな影響を及ぼします。
テレマーケティング担当者や大学教師など、教育関連職種が影響を受けるようです。
特に、翻訳者やイラストレーターなど、フリーランスの職業においては、Google翻訳のようなサービスにより、仕事の機会が減少しています。
これに対し、教育分野では、生成AIが学生や生徒に対してパーソナライズされた学習を提供することにより、効率的な学習が可能になります。
しかし、これに伴い、教師の役割も変化していきます。
教師は知識の伝達だけでなく、生徒の人格形成にも重要な役割を果たしているため、この部分はAIによって置き換えられることはないようです。
ただ、将来どうなるかは誰にもわからないと思います。
経済的な側面から見ると、生成AIの利用は、既に裕福な人々にさらなる利益をもたらす可能性があります。
OpenAIのような企業は、巨額の資金を調達して開発を進めていますが、そのサービスを利用するための費用は、全ての人にとって手頃なものではありません。
その結果、情報処理能力において経済的な格差が生じる可能性があるようです。
最終的に、生成AIの進化は、教育制度に大きな変化をもたらすと考えます。
しかし、これをどのように活用するかは、教育者や政策決定者にとって重要な課題です。
新しい技術を学び、利用する努力が求められる時代になっています。
今回は、生成AIが教育分野にもたらす影響と、それに伴う教育体系の変化についての内容をまとめました。
この時期、少し時間があるので、この機会に生成AIの活用方法について深く学んでいくことにします。
そして、学んだことをこのブログでシェアさせていただきます。
よろしかったら、引き続きお付き合いください。