私が、ハンス・ロスリング氏のことを初めて知ったのは、今からおよそ5年前に見た以下のTED Talkでした。
バブルチャートを使って、こんなにおもしろく、そしてわかりやすく世界の現状について説明できる学者がいることに驚きと感動を覚えました。
ここ数年間は、ハンス・ロスリング氏のことをほとんど忘れていたのですが、以下の本が日本で出版されたことを知り、さっそく読んでみました。
FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣
- 作者: ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング,アンナ・ロスリング・ロンランド,上杉周作,関美和
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2019/01/11
- メディア: 単行本
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ロスリング氏が2017年に他界されていたことをこの本を読んで知り、悲しい気持ちでいっぱいになりました。
この本の「おわりに」で、ロスリング氏のご子息がロスリング氏との思い出やロスリング氏の思いを書いてくださったのを読んで、胸がいっぱいになってしまいました。
事実を正確に理解するために、常に自分の知識をアップデートすることがいかに大切かを、この本を読んで気づかせていただきました。
そして、教育者として、教科書に記載されている古いデータにしがみつくのではなく、常に最新の情報をインプットして、生徒たちに最新の学びを提供していこうと決意しました。