JJ選択日記

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『9つの性格』を読んだ直後にトラブルに適切に対処できた

今回は年齢が80歳を超えておられるシスターで
素晴らしい頭脳活動をされている鈴木秀子さんの以下の著書を読んでみました。

 

 

 

この本ではエニアグラムというものを紹介しているのですが
これはよりよく生き自分の能力や個性を最大限に活かすための
知恵を提供するものです。

 

エニアグラムを学ぶことで
自分の囚われを明確にして自由に生きる術を学ぶことができます。

 

この本によると人間の性格はすべて9つのタイプの中のどれかに該当するそうです。

 

そこで自分の性格が9つのうちのどれに該当するのかを知りたいと思い
さっそくこの本にあるのタイプを想定する20の質問に答えてみました。

 

答えを出した結果、自分のタイプは3だということがわかりました。

 

そこでタイプ3の性格を中心にこの本を一気に読み進めていきました。

 

結論から言うと
この本で記されている性格3の特徴がまさに私の性格そのままだったということです。
本当に驚きました!

 

同時に私が言語化できなかった自分の本質を明らかにすることができたのが
この本を選んだ一番の収穫でした。

 

タイプ3の特徴

タイプ3は成功を追い求める人です。

 

つまり成功している、物事が効率よく上手くやれたということで
最も満足感を感じる人です。

 

自分のタイプを知る決め手になったのは
人から良く思われたい、良いイメージを与えたいという気持ちが
自分の心の中に常にあったということです。

 

また私は子供の頃から人前に出るとよく緊張していたのですが
それは自分に自信がないとき、そして人に与えるものが何もないと知っている時に
よく起こる症状でした。

 

そして TYPE 3の囚われは
目的を達成して成功を収めることが最も重要であるということです。

 

私はこの本を読んで自分の囚われについてようやく気づくことができたのです。

 

なぜこのような囚われを持つようになったのか?


それは、子供の時に母や他の大人に大切にしてもらうための手段として
効率よく達成・成功してた認めてもらおうとしていていたからだと思います。

 

またタイプ3の人は約束の時間に5分早く行きます。


自分でも不思議に思うことが多々あるのですが
約束の時間の30分前に目的地へ到着することが当たり前になってしまいました。

 

その他、タイプ3の自分に様々な側面があることもわかるようになりました。

 

この本のおかげで
自分のこれまでの思考や行動の根源に
社会から抹殺されることへの不安があるということが分かったのです。


つまり物事をうまくこなせないことによって批判され
自分の居場所を失うことが怖いのだということです。

 

実はこの本を読んだ直後に私の身の回りで一つのトラブルが発生しました。

 

この本を読む前の私でしたらそのトラブルの責任を
他の人のせいにしていたことと思います。


それはTYPE 3の人の囚われが成功こそ人生という思い込みがあったからです。

 

ところがこの本を読んだことで
トラブルが発生した時にその責任が自分にあるのではないかと
いったん立ち止まって考えることができました。

 

その結果、自分の足りなかったところを素直に認めることができ
トラブルのために迷惑をかけた人の所へ赴き謝罪をしました。

 

そうするとその人は自分にも非があったと言い
逆に私に謝って下さいました。

 

そして今回のトラブルをきっかけに
今後より良い方向に物事を進めていきたいという話へつなげることができました。

 

私はこれまで損得勘定で生きていくくせがありましたが
この本を読んだことで、
これからは自分の人生を本当に価値あるものにしたいと思えるようになりました。

 

また、この本を読んだことで自分の囚われがわかりました。

 

この囚われから解放され、のびのびと自分の人生を歩むようになれば
周りの人との関係がおのずから好ましいものになるということも
今回のトラブルを通して体感することができました。

 

現在何らかのトラブルを抱えている人に是非この本を読んでいただければと思います。

 

エニアグラムの知恵を身につけることで
自分の囚われに気づき
そのとらわれを解放する生活をしていくことで
対人関係や多くの問題が少しずつ解決されていくことでしょう。

 

 

 

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